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そろそろ就職活動がひと段落する時期なのでしょうか。
弊社ではまだまだ採用活動を続けています。
本日は、小売業を1年で辞めて中途入社した私がオリオンで働くことについて考えていることを書いてみようと思います。
弊社は、SES事業を軸に利益を上げている会社です。
オリオンの社員は主に外部IT企業から仕事を請け負って仕事をすることになります。
ITと聞くとどうしても『専門的な知識や能力』が求められて、経験がないと難しそうだと感じてしまいがちですよね。
来年度、新入社員が若干名入ってきますが、その子たちもいざ入社してIT企業に出向することに少なからず不安を持っていると思います。
私は工学部卒です。
そんな人間の話ではあまり説得力はないかもしれませんが、私自身あまり勤勉な学生ではなかったので、ITの現場ですぐに活躍できるような力は持ってませんでした。
それでも2年以上現場で働くことが出来ているので、いざ飛び込んでしまえばなんとかなるものです。
実際に、現場に出ている他の社員もみんな元々はIT未経験ながら現在進行形で活躍しています。
IT未経験ながらも現場で働けるのはなぜでしょうか。
説明会でもお話していますが、弊社は研修が充実しています。
IT基礎から始まって、力がついてくれば『Java』や『VBA』というプログラミング言語（検索してみてください）の研修も視野に入ることでしょう。
IT系の資格を取れば難易度に応じて毎月手当が支給されるなど、頑張る社員を応援する仕組み作りにも力を入れています。
未経験でも働けるという質問の答えは、会社の制度をうまく使って勉強をすること。
そして、社員一人ひとりがその知識を現場での仕事と融合させていく努力をしているからです。
外部IT企業が弊社から見た『お客様』になり、『お客様』から仕事に対する対価を戴いています。
この対価を業界では『単価』と呼ぶことが多いんですが、この『単価』は社員個人が持つ能力によって差があります。
勉強して資格をとってお客様にアピールすればそれだけその人に対する『単価』は上がっていきます。
未経験であれば、単価は低いものの求められる能力はさほど高くない現場を探してもらって入場します。
そこで業界の経験を積みながら勉強してスキルアップしていくというわけです。
このように、能力がより重視されるIT業界での仕事と聞くと余計にハードルを上げてしまったかもしれませんね。
IT業界に限った話ではないと思いますが、業界での能力以外にも大切な力があります。
弊社の採用基準でも特に重視している力でもある『コミュニケーション能力』です。
ここでのコミュニケーション能力は八方美人のような意味ではなく、お客様に対して誠実に受け答えができることをいうと私は考えています。
私は、入社2ヶ月後ぐらいに携帯電話ネットワーク系の現場に入場しました。
その後、2018年8月いっぱいまでそこで約2年仕事をします。
ネットワークとは言っても、基地局のアンテナなど無線系の仕事が主でした。
そこで仕事をしていくうちに、アンテナ周りだけじゃなくてネットワークのコアな部分に興味が出てきたことに気づいて、現場を変えてもらうことにしました。
新しく現場に入場するには『面談』といって、お客様が求める人材に合っているかという就活で言う『面接』と同じようなことをします。
私の場合は、無線の知識はそこそこ身に付いてきていたし、その現場にいる間に取得した『第1級陸上特殊無線技士』という資格を持っていましたが、ネットワーク系の現場ではほぼ無力。
業界内でも、プログラミング言語を使った開発やらネットワークエンジニアやら違う能力が必要ないろんな仕事があります。
畑が違うだけで、別の現場で2年働いてもほぼ業界未経験の人間として挑戦することになるわけです。
そういうときに役に立つ力こそが『コミュニケーション能力』なんですね。
私はいわゆるコミュ障で、人と話すのが大の苦手です。
それでも面談をしたときによく言ってもらえるのが『人柄がいい』という言葉です。
そのまま面談は1社目で決まるどころか、「うちでスキルアップしてってください」なんて言われてとても嬉しかったです。
自分ではよくわからないんですが、前職の小売業での接客の経験が活きているのだと邪推しています。
最初は誰だって能力がないのが当たり前ですし、別の業界で得た経験が役に立つことだってあるはずです。
弊社は企業理念として、『選ばれる人財になる』ということを掲げています。
その理念のもと、採用時には特に以下のことを重視しています。
・IT系未経験でも努力を続けられるか
・人に対して誠実に対応できるか
長くなってしまいましたね。
弊社が貴方の転職の一つの選択肢になってもらえたら嬉しく思います。