フィルムで撮る沖縄 ~後編~

弊社ブログをお読みいただきまして、ありがとうございます。
前編執筆時点では、2週間後ぐらいに後編を投稿するつもりでおりましたが、ものぐさな僕が書いているものですから2ヶ月近く経過してしまいました。
楽しみにしていてくださったファンの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
前編はこちら

さて。
後編では、1月の社員旅行で訪れた沖縄での『出会い』をテーマに記事を作っていきます。
旅をすれば、出会いのひとつやふたつは必ずあるものです。
それは、魅力的な異性との出会いだったり、ガイドブックには載っていない絶景だったり、何気なく入ったお店で食べた美味しいものだったり。
むしろ、出会いこそが旅の醍醐味というものでしょう。

かく言う僕も、此度の沖縄旅行で胸がときめく出会いに巡り合うことが出来ました。
その模様をフィルム写真とともに振り返りながら、一人の男の出会いの物語を綴じることと致します。

いかがだったでしょうか。
導入部分次第で、みなさんをキュンキュンさせるぐらいの甘酸っぱさを体感させたあとに、オチとして猫に着地していけるんじゃないかと思うと、文才に対して嫉妬を感じずにはいられません。

ご覧いただいた通りなんですが、出会いというのはすべて猫のことでした。
あまり広く歩くことはできませんでしたが、道中で出会った猫はみんな伸び伸びとしていて、島の人たちに大切にされていると感じました。
【猫を大切にする人が多い土地は、人にとっても居心地がいい土地説】をここで提唱しておきます。

僕は、猫好きが昂じて、岩合光昭というフォトグラファーを知りました。
写真展でのサイン会に参加したこともあるぐらいには好きです。

そんな岩合さんの、一匹の猫を写真や映像の被写体とするときの猫に対する姿勢からは、多くのことを学べるんじゃないかと思っています。
蛇足ですが、僕の写真はたまたま見たものを撮っているだけで、なんの面白みもありません。
絵日記が書けないから代わりにシャッターを切っているだけです。
ここで、多くのことを学べると言っているのは、岩合さんのように多数の人に影響を与えることが出来る上手な写真を撮る技術的なことではなく、上手に他人と付き合っていく心構えのようなもの、という文脈です。

岩合さんは、猫と出会ったときには、挨拶をしたり、『しっぽが綺麗だね』など声をかけてから撮影をするそうです。
ときには、その猫に何度も会いに行くこともあります。
岩合さんが撮った写真に写っている猫はどの子も、可愛さや、野生を生き抜くしたたかさを感じさせてくれるだけではなく、思わず失笑してしまうぐらいお茶目な一面を大胆に見せてくれます。
僕と同じようにたまたま出会ったような猫の写真ですら、その猫の性格を特徴を捉えることができるのは、あなたの写真を撮らせてほしいという、岩合さんの猫に対する誠意の賜物でしょう。

ときに、人間関係はなかなかそれぞれが思っている以上に上手くいかないものです。
それでも僕は、一期一会に対してほんの少しだけの誠意を持ち続けようと思っています。
ほんの少しだけの誠意というのは、感謝の気持ちでもあるし偽善的なものでもありますが、とにかく相手に対して『ありがとう』を伝えるということです。
何かしてもらえば自然と感謝の言葉も出てきますが、礼節を欠いた人から不快な気持ちにさせられてその場では腹を立ててしまいますが、その瞬間にも心の中で『ありがとう』って唱えるようにしています。
イライラした気持ちが周りに波及するよりは、その場にイライラした気持ちを置き去りにしたほうがいいですよね。

Twitterを見てると顕著だと思うんですけど、小さいことで腹を立てたり批判したりして、小さなイライラを無駄に大きくして、生きづらい世の中にしようとする人がいます。
わざわざ相手の欠点を探しに行って、重箱の隅を楊枝でほじくるように攻撃を繰り返すような暇人もたくさんいます。
そうではなくて、一人ひとりがほんの少しだけの誠意を持って、それは偽善的なものにはなりますが、そうやって世の中がうまく回っていくんじゃないかと僕は思っています。
ひいては、そういった偽善を猫を大切にすることに繋げていければ、【猫を大切にする人が多い土地は、人にとっても居心地がいい土地説】も半ば強引に立証できるというものです。

ここまで書いた記事を自分で読んでみると、途中で何の記事だかわからなくなって道に迷いますが、人生でもかなり迷子になっているのでこれが僕の個性なんでしょうね。
写真貼り付けて終わらせるつもりだったのに……

おあとがよろしいようですので、この辺で〆と致します。

ご精読ありがとうございました。
次回の投稿をお楽しみに

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