師走を迎え、あわただしい中と思われますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
オリオン社員の高橋です。
だれかに知己を与えられるほど経験を積めてるわけではないのですが、過去の塾講師職の経験から、
ちょっとばかり英語の勉強について雑談をしたいと思います。
まったく英語ができないという人が英語をできるようになる最初のステップとして手っ取り早い方法は「1.中学英語をマスターすること」「2.目的を持つこと」です。
1.
なぜ中学英語なのかということを説明します。
数学が苦手な人が数学を克服するためには、算数の基礎から学びなおせばいいとよく言われます。
学習の過程で躓く人は、簡単な四足演算の優先順位(÷OR×→+OR-)を忘れていたりします。
その順番を改めて頭に入れる、または覚えなおす。
それから比率(てんびん算)、文章題、さらにそこから手を伸ばして平面積(四角形・三角形・台形・多角形・円)、立面積の計算をやり直すなど、といった具合です。
(自分はもともと数学嫌いでしたが、これをやってある程度克服できました)
英語も同じで、文科省や学習塾が学習指導要領に基づく覚えやすい順序を組んでいます。
私は学び教えるにおいて、「くもんの中学英文法 中学1~3年 基礎から受験まで(スーパーステップ)」という教材を使っていました。
(今は廃刊ですが、中古でよければ安く手に入ります。あるいは様々な基礎立ち返り本が販売されていますので、そこを足掛かりにするとよいかと思われます)
あとは単語なのですが、中学生の基本単語2000語が頭に入っているなら、単語というよりは文章で覚えてしまったほうが早いです。
文章まるまる覚えるのではなく、文章に触れて断片的に単語を拾っていきます。その後単語帳や辞書を開いたり、ググったりして、単語を紐づけしていきます。
これに関しては、好きな洋画、海外ドラマ、洋ゲー、あるいは英語翻訳された日本の作品・まずはその中の押しキャラのセリフだけでもいいと思われます。
適当に覚えやすそうな例文(基本的に娯楽映画だとそこまで難しい単語や文法は使いません)を見つけてフレーズを覚えてください。
なぜ娯楽映画やゲームなのかというと、たいていのひとがモチベーション化できるものだからです。
英語に限らず、学習にはモチベーションが必要です(もちろん、ビジネス書や英字新聞でモチベーションが上がるならそれをおすすめします)。
英語の勉強が必要なのはなにがしかの理由で英語が必要だからですが、持論として勉強を始めるのは本当に必要になった時(仕事・娯楽問わず)でよいのではと思っています。
学習効果は掛け算要素で構築されていると思いますが、モチベーションや必要性はその掛け算要素の一つですので、これが0に限りなく近くなるとと意気消沈するからです。いつの間にか手を止めてしまいかねません。
2.
そこで目的を持つこと、です。
洋楽や洋書がお好きなら、歌詞は英語で聞き取るでしょうし、英語の歌詞カードを読むことになると思います。
洋ゲーなら、日本で発売できないタイトルも多数あります。
こうした、資格試験のスコアアップ以前に、こうした英語でなければならない環境にあるものをもとめることができればベターだと思います。単にスコアアップを目指すと肩ひじ張ってしまいがちですが、これなら好きでやれると思います。
まず皆さんにそうしたものが見つかるといいと思います。
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話変わって恒例の会議です。外勤の多い社員にとって今年最後の顔合わせでした。
特筆すべきことはなかったのですが、社員一同変わりなく過ごせている証なので、幸せです。
クリスマスプレゼント交換会がありました。それぞれの社員の個性が出たものになったと思われます。
船橋の地中海料理のお店にお邪魔して、舌鼓をうちました。
和気あいあいとしながら年末の仕事納めに対する英気を養いつつ、会議はお開きです。
今年も残り少ないですが、皆様大変お世話になりました。ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
来年も宜しくお願い致します。