フィルムで撮る沖縄 ~前編~

弊社ブログをお読みいただきまして、ありがとうございます。
今回の投稿では、前編と後編に分けて、僕が使っているOLYMPUS OM-1で撮影した写真を載せながら、社員旅行で訪れた沖縄を振り返ってみようと思います。
アイキャッチに使っている写真にあるカメラがそれです。
ちなみに、隣にある本は『一切なりゆき ~樹木希林のことば~』です。

飛行機が怖い

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今回の沖縄へのフライトで、約10年ぶりに飛行機に乗りました。
旅費は会社に出してもらっていたのですが、追って座席の指定が可能だったので、小課金して翼が見える席に変えました。
というのも、SNSなんかに上がってくる写真には機窓から翼が見えているものが多かったので、それを真似したかったという、しょうもない理由からです。

乗り物酔いが酷い割に絶叫系は怖くない僕ですが、機体が上昇と下降をするときに感じる重力感がとにかく怖かったです。
風を受けたときの揺れにも不安になりますね。
それでも落下するより、酔って吐きそうになるほうが嫌だったので、揺れを感じたときは本を閉じるように心がけて空の旅を楽しみました。

窓から景色を眺めるのが楽しいです。
成田空港を飛び立つと、茨城県に向かって旋回して千葉の先端の町、銚子を見送ります。
昨年の夏に銚子にドライブに行ってまして、そのときのスケール感を思い出しながら空から見下ろすと、「銚子タワーですら砂粒大だ!」とか言いながらはしゃぐことができていたので、まだまだ童心は忘れていないようです。

そのスケール感で気になったんですが、高度10000mから見た水平線はどれぐらい先にあるのか?という疑問。
三平方の定理すらまともに使えなくなっていたことに気を落とすことなくググってみると、だいたい350~400kmぐらいの距離だそうです。
だいたい東京~名古屋ぐらいですね。

日本語は通じるけど海外

カブを見ると心が落ち着くのは僕だけでしょうか。

国際通りはとても賑わっています。
しかし、人混みが苦手な僕は、逃げるように路地に入り込むわけです。
例えば国際通りにあるドン・キホーテのすぐ横にあるアーケードの商店街に曲がって歩いていると、右にも左にも魅力的な路地がさらに伸びていくことに気付きます。
どこを見上げても天井があるので、気分はまさにアンダーグラウンド。
気の向くままに迷い込んでいくと、アジアらしい雰囲気に包みこまれていきます。

外国人観光客も多く、いろんな言葉が耳に飛び込んできます。
こうなってくるとほとんど海外です。
この旅行がきっかけで台湾に行きたくなりましたが、沖縄には日本国内という安心感があるのが嬉しいです。

国際通り周辺だとあまり意識しませんが、米軍基地の移設に関する問題など、沖縄には、戦前戦後から今の景色を創り上げてきた歴史がまだまだ残っている土地でもあります。
再度訪れることがあれば、綺麗な海や異国情緒だけをただ満喫するだけではなく、沖縄の土地を自分の足で歩いて沖縄の歴史を感じ取りたいと思っています。

島んちゅ

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ウチナータイムなんて言葉があるように、沖縄の人は明るくておおらかです。
社長が、昼間にどこぞの蛇カフェ?(ジャンル不明)で、そこで働いているとあるプロレスラーと知り合ったそうで、そのプロレスラーは夕方から屋台村の居酒屋で働いているらしく、夕飯も兼ねてみんなで行くことになりました。

お店のお姉さんは静岡かどこかから何度か沖縄に来ていたら、気付けばウチナーになっていたとか、プロレスラーの人は今はコンプライアンス的にNGなのか、過激なデスマッチのお話や、その他にも入れ代わり立ち代わり入ってくるお客さんといろんな話をしました。
こちらから話しかけているわけでもないのに、気付けば色んな人と楽しく交流しているのです。
言葉の心配をする必要のない沖縄で、ウチナーの方々と会話することをオススメします。

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社会人になって仕事するようになってから悩みが増えました。
人見知りでコミュ障だし、人間関係は一番苦手なものかもしれません。
でもこうして、知らない人の話を聞くと、その人にしかない考え方や価値観を知ることができます。
世の中の多様性に対してどれだけの物事を理解できるかが、現代の生き方のコツなんじゃないでしょうか。
将来の夢ややりたいことなんか持ってなくても、自分が知らないものにどんどん触れていけば、何か好きになれるものが見つかると思います。

あと2ヶ月もすれば、弊社にも新入社員が入ってきます。
その子たちの社会人生活の中でいい意味で記憶に残るような先輩になりたいなぁと、その夜、布団の中で思いました。

国際通り屋台村HP
GOSAMARUのTwitter
プロレスラーのGOSAMARUさんは僕らにルートビアをおごってくれました。めちゃくちゃいい人ですよね。
村咲 From TOKASHIKIに行けば会えるかもしれません。

しこたまコーヒーを飲んだ

言うほど飲んでないかもしれない。
僕がコーヒーを飲めるようになったのは、SESで頻繁にある『面談』がよく喫茶店で行われるからです。
「嫌よ嫌よも好きのうち」とはまさしく言い得て妙。

フランス語が得意な後輩がとにかくカフェイン中毒なもので、どこで探してきたのか何軒かカフェを案内してくれたので、その度にコーヒーを飲みました。
ブラックは飲めないので、だいたいラテかカプチーノを注文するんですが、沖縄で飲んだものはどれも美味しかったです。

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かく言う僕も、中毒とはいかないまでも毎朝カフェオレを飲んでますし、休日も出かけたときにはついついカフェに入ってしまいます。
そろそろコーヒーミルを買って、自宅でドリップしようかなんて画策しているところです。

SNS全盛期、異国情緒あふれる沖縄にも当然『インスタ映え』の波は押し寄せています。
昭和でアジアンな世界観の中、ふと現れるオシャレなコーヒー屋さんを探してみるのも、いとおかし。

T&M COFFEE
壺屋の荒焼のぼり窯附石牆に隣接するカフェ
COFFEE potohoto(栄町市場内)
(写真一枚目から順に)

後編につづく

本社員旅行で僕が味わったものは大体これで全部です。
あと、会社で持っている保養所で遊んだワンナイト人狼はとにかく面白かったんですが、次にみんなと会ったときに、騙し合いの禍根が残ってないことを願うばかりです。

ノリで前後編に分けてみようと思ってしまったせいで、また記事を書かなきゃいけないのがすごくすごくめんどくさいんですが、書く内容は決まっています。
ざっくり予告しておくと、僕がひとりで行動していたときの『出会い』の話です。
こういう話、みなさん好きですよね笑
たぶん2週間後ぐらいに投稿しますので、乞うご期待。

それでは。

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